日本海軍400時間の証言: 軍令部・参謀たちが語った敗戦 (新潮文庫) 文庫 – 2014/7/28
NHKスペシャル取材班 (著) 新潮社
以下は個人の意見です。
ここ最近、第二次世界大戦 に至る経緯や『なぜ戦争が起こったのか?』
といった内容の詳細を検討して来ました。が………明らかに『旧軍部』に
問題があった事が原因だと考えられます。最初に戦争を始めたのは間違い
なく日本陸軍です。昭和天皇陛下は陸軍が独断で進めた中国での戦争の
早期集結を望んでいらっしゃったのは各種文献から事実です。そういった
困難な問題の解決に当たられていらした中で、今度は海軍が暴走しました。
その結果、対米戦が開始された訳です。具体的には『南部仏印進駐』が
引き金になってズルズルと状況が悪化。『メンツ』と『存在意義』だけを
重視とした結果、対米戦争が真珠湾攻撃により開始された訳です。バカです。
問題なのはその時の旧日本海軍の人物関係です。『伏見宮博恭王』を頂点
として体制変更が行われ海軍省主体から海軍軍令部主体へと組織体制が変更
されて行きました。この辺りの正確な経緯は省きますが、『伏見宮博恭王』
が実権を握る為に組織体制を変更したのは事実です。こうして経緯を考える
と対米戦争の開始は『伏見宮博恭王』が主体となって開始した戦争と表現
せざるを得ません。『大敗戦』の結果、独立国としての地位を喪失した訳
です。この辺りから実際の歴史は相当に胡散臭い物語になってきます。
最近話題に登った『スノーデンファイル』からNSAは1950年代から『盗聴』
を日本で行っていた事が判明しています。この頃に私が問題にしてきた
旧郵政省は発足しました。偶然!? と同時に電気通信省は旧電電公社で
現在のNTTとして発足し今日に至る訳です。
さてさて、ざっくりと歴史を振り返りました。今度は現在の問題点を検証
する必要があります。旧郵政省では発足当初より組織的に『盗聴』を実行
してきました。ところが…………、この問題の組織の名簿をよく見てみると
旧日本海軍関係者の名前ばかりです。具体的には日本郵政の役員名簿に顕著
です。『山本五十六』『井上成美』の親族をはじめとして終戦後の実質的な
海軍関係者にあたる『山岸章』の家族などなど。こうなってくると…………
『盗聴』犯罪の主体は『海軍犯人説』と考えるのが合理的に見えてきます。
これに加えて更なる重大な問題があります。旧日本海軍の組織的な構造が
そのまま保存されて現在に至った状況を考えると旧皇族が組織の頂点に立つ
状況もそのまま保存されたと考えられます。私の知る限りでも、自分の周り
には旧皇族が明確に存在していました。つまり………、旧皇族も『盗聴』に
関与していた可能性が極めて大きいという判断になります。勿論、全員では
ない事は明白ですが、週刊誌の様な媒体で今上天皇家の家庭内問題を扱う
様な不躾極まりない不愉快な報道が出て来る理由も理解できます。なぜなら
旧皇族による一方的な御皇室批判になるからです。私は今上天皇家が戦後一貫
して歩まれた道こそ正しい道であると考えます。旧皇族である事を傘に犯罪
に手をつける様では問題外です。とても支持出来ません。因みに私が岩崎家
と血縁関係にある事を知らなかったのは他でもない旧日本海軍関係者が祖母を
『恫喝』していた事も大きな一因です。さすがに旧皇族と言えども『犯罪』に
手をつけるのは問題です。
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