●電波で情報を送るには周波数の幅が必要
たとえば2人の人が同じ場所で同じ時刻に同じ周波数の電波を使えば、互いに混信してしまう。
では、ラジオのある放送局の電波が594kHzだから、1kHz違う595kHzで電波を出せば混信しないかというと、そうはいかないんだよ。
電波に声の情報を乗せると、電波の周波数の幅が広がるから、ある一定の幅が必要になってしまうんだ。
そこで、ある一定の間隔をあけて周波数を割り当て、おたがいに混信しないようにしているんだ。
携帯電話は同じ周波数をたくさんの人が使っているけれど、電波を発射する周波数と時間をいろいろ変えて、互いに混信しないように工夫しているんだよ。
引用元:http://www.tele.soumu.go.jp/kids/text/tx_time4.htm
光速 = 299 792 458 m / s
グーグル検索より
『ある決まった周波数の光(電磁波)を吸収したり、放射したりする性質を持っているのです。』『1秒って誰が決めるの? 日時計から光格子時計まで』
ちくまプリマー新書 著者名等 安田正美/著 P85より引用
セシウム原子周波数 9192631770Hz(92億Hz)
参考資料
総務省東海総合通信局 『コラムvol.14 電波時計』
http://www.soumu.go.jp/soutsu/tokai/mymedia/26/0625.html
以下は個人の意見です。
基地局における時計問題の問題は大変に重要です。一つには『無線のスピード』
に関する問題。もう一つは正確な『無線の送受信』に関する問題です。この内
今回は『無線のスピード』について記述したいと思います。まあ、どちらも
『時間』と極めて密接で重要な関係性があります。『トランジスタ技術 2017年
03 月号 』の付録雑誌で水晶振動子特集があり思わず購入してしまいました。
で………、思わぬ事実を知りました。それが携帯基地局の時計問題です。当該
雑誌では携帯基地局では原子時計が利用されている旨の記載が有りました。
なぜこれが重要かなのか?実は『無線の送受信』というデータのやり取りでは
『タイミング』を正確に同期しなければデータの送受信が正しく行えないからです。
携帯基地局では『セシウム原子時計』が利用されている旨の記述が雑誌にあります。
この辺りは参考資料をご一読頂ければと思います。問題なのは『無線のスピード』
についてです。と言っても……… Web検索で既に答えは出ています。
『無線』つまり電波は電磁波の一種です。電磁波の速度はズバリ『光速』に等しい
というのが高校生の物理で習います(たしか高校だったハズ)。ここからが重要です。
1秒間にほぼ3億メートルも進んでしまうのが無線の電波です。逆に考えると
1秒間を厳密にカウントできれば『無線のスピード』から進む距離が判明します。
例えば以下の様な感じです。
- 0.1秒 → 30 000 000m
- 0.01秒 → 3 000 000m
- 0.001秒 → 300 000m
- 0.0001秒 → 30 000m
- 0.00001秒 → 3 000m
- 0.000001秒 → 300m
- 0.0000001秒 → 30m
これで時間を厳密に計測できれば無線の距離を図る事ができます。複数の無線局
の受信時刻が判れば3角測量によって正確な無線電波射出地点が判明します。
以下模式図を御覧ください。
・・・・・・・基2・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・携帯・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・基1・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・基3
各基地局の無線受信時刻が判れば、時間差でそれぞれの基地局間の『どこ』に
或るかが判明します。あとは各基地局から○を書いて交わる部分に無線局がある
事がわかります。
さて、ここで知って頂きたいのが総務省郵政族が作った『盗聴』3システムです。
- 総務省情報通信国際戦略局の『STARS』(電話番号台帳完全版)
- 総務省情報流通行政局の『PARTNER』(違法取得情報のデータベース)
- 総務省総合通信基盤局の『DEURAS-D』(携帯電話情報取得)
総務省郵政族では『盗聴』の事を『監理』という隠語で表現しています。その
『監理』において重要な役割を果たすのが上記3システムです。この内、集めた
データを溜め込むデータベースが『PARTNER』です。コイツは『盗聴』情報を
溜め込む巨大なデータベースですが、今回の無線基地局と関係があるのは他の2つ
です。主に『DEURAS』が問題となります。(『STARS』も関係がありますが…
こちらはカナリ複雑なシステムです。携帯キャリアのホストコンピュータに接続が
あるのですが…)。『DEURAS』は違法無線の測位測距システムなのですが………
ここで問題なのは合法無線も測位測距できる所にあります。というか……
むしろ合法無線の測位測距に主眼があると考えられます。合法無線、ハッキリ言えば
『携帯電話』です。『DEURAS』(総務省資料)やその他資料によれば概ね30m平方
で判別できるとの事です。事実上、個人の位置情報を完全に最大漏らさず監視できる
状態にある訳です。加えて言えば、このシステムを良い意味で使用すれば沿岸部に
おける海上遭難者や山岳遭難者を光速に発見できる訳ですが、人名救助に使用された
実績はありません。なぜならば、使用すれば『盗聴』がバレるからです。つまり
現役国家公務員が『見殺し』という『殺人』を行っている訳です。
やってらんね~!
昨今、世間様では『大阪のクダラナイおっさん』で大賑わいですが………………、
本当に国会に『証人喚問すべき』は総務省郵政族キャリア官僚です。
参考情報があります。今回、問題にすべき事はFAX問題で言及のあった経済産業省
商務情報政策局です。ここは総務省郵政族キャリア官僚から『盗聴』情報を利用
していると強く推定される部局だという事です。現在の内閣は『盗聴』問題を扱う
気が全くない様ですが……、こんな事だから官僚から一方的に攻撃される訳です。
本当にだらしがないと思います。(-_-;)
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