- 朝日新聞社 2006年6月15日 朝刊34ページ 宮城県全域版
- 朝日新聞社 2009年3月5日 朝刊34ページ 宮城県全域版
上記資料は図書館などに新聞記事検索で容易に検索できます。
朝日新聞社『聞蔵』で調査。
さて、上記の新聞記事1では調査対象に関する記載があります。
以下 そのままの引用
『監視対象は、消防、警察、タクシーのほか、アマチュア無線、携帯電話などありとあらゆる無線の発信元。ただ、現在使われている携帯電話はデジタル化されているため、このシステムでは通話内容を聞くことはできず、発信場所の確認などにとどまるという。』朝日新聞社 2006年6月15日 朝刊34ページ 宮城県全域版より引用 終了
さて、面白いのは警察無線も監視対象という部分には興味深いものがあります。
加えていえば、この内容には『漏れ』があります。2015年公開の『公サ法議事録』
において総務省総合通信基盤局電波部電波政策課電波利用料企画室長の
越後和徳が『PARTNER』システムに盗聴能力を認める発言をしています。
このシステムは『DEURAS』に連結されたシステムで、『DEURAS』のデータを
格納するデータベースです。つまり『PARTNER』で無線通話内容を聞けるという
事は『DEURAS』システムで聴音できる事を意味しています。
つまり、当時の時点においても『監聴室』で携帯電話の通話内容を聞く事が
出来ていたハズです。勿論、現役公務員が『盗聴』する事は立派な犯罪です。
よって、そういった内容は伏せたままで取材に応じていたものと推定されます。
恐らく現在でも各地の総合通信局内にある『監聴室』で盗聴を行っているもの
と思われます。指定した携帯電話のオート録音や位置情報のロギングなどの
データが『PARTNER』システムに記録されていると思われます。残念ながら
『PARTNER』については部分情報開示がしかされていない為、さらなる情報を
収集中ですが、『トンデモナイ』システムがあったものだと呆れています。
これでは現代版の『パンドラの箱』では?
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