2015年5月20日水曜日

日常雑記5月20日

『JFCR.OR.JP』(公益財団法人 がん研究会)という予期して

いない所から、『團 宏明』という全く予期しない検索あり。

病気になったのか?

『10.160.84.233:15871 / referral』から『nttdocomo.co.jp』の検索

結果あり。でも、APNICでの検索では該当IPアドレス無し。おや?

以下は個人の意見です。

過去の書籍を洗う中で概ね理解できたのは、戦前、戦中、戦後

一貫して日本に『通信の秘密』が守られた形跡は全くなかった

模様。

 まず、戦前について。


そもそも、軍国主義体制を護るため郵便局は電報などの検閲を

行っていた旨があります。戦前にはあまり興味が無いのでザックリ

と以下の書籍を流し読みした程度ですが、『エグかった』です。

参考図書:『報道電報検閲秘史 丸亀郵便局の日露戦争』

出版社:朝日選書

 次に、戦中というか戦後の主権回復期,ロッキード問題に至るまで


やはり、ここは立花隆さんの書籍がメインです。主に以下の書籍

から読める内容が多かったです。個人的には田原総一朗さんの

角栄本が読み易かったのですが…。

参考図書:『巨悪vs言論 田中ロッキードから自民党分裂まで』上下巻

出版社:文春文庫

GHQのニューディーラーとG2との政策闘争の結果G2が勝利。

この影響で特定郵便局制度が復活したり、逓信省が分割されるも

実体が戦前同様に維持される。つまり、電電公社は戦前同様に

通信犯罪を行っていたと思われる。田中元総理が『通信の秘密』

を取得していた可能性を裏付ける記載がみられる。勿論、郵便

も同様で、GHQの赤狩り協力を目的として郵便開封を行っていた

のは有名な話です。

 最後に、ロッキードから電電公社民営化に至るまでの期間


『通信の秘密』だけでなく、『いやがらせ』と称した通信犯罪に関する既述あり。

参考図書:『巨大独占 NTTの宿罪』

出版社:新潮社

ここに上げた以外にも戦後関連テーマを扱う書籍からは明らかに

『通信の秘密』に問題があった事が読み出せます。

さて、2015年の現状は『どうなっているのか?』ですが、NTTの分割民営化

の際に『電電公社』からNTTに引き継がれていない組織機構があります。

地方の『総合通信局』です。つまり、現状では監督官庁であった郵政省で

現在の総務省郵政族が過去の経緯を引き継いでいる事が濃厚な訳です。

TPP交渉の中でアメリカが『何も言わない』ハズは無いと推測される事から

今後、日本の通信問題にも何らかの『動き』が出てくるのでは?と個人的に

は考えております。以上、上記は個人の勝手な推論です。




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