2024年5月4日土曜日

日常雑記2024年5月4日

日米、新型迎撃ミサイルに4700億円 中露朝の極超音速弾に対応(毎日新聞)
この報道が気になる。どうせ毎度お馴染みの安く始めて高く売りつける
パターンだろうに。気になるのはコレそもそもが対応可能かどうか物凄
い疑問だらけな事。まずレーダーには水平線距離の問題がある。500Km
程度が一般的だったと記憶している。水平線の先が見えないのは物理的
に当たり前。次に見つけたとして「落とせるのか?」という疑問。基本
的にはスピードから考えて前側からの撃墜にならざるを得ない。相対的
速度から見ればマッハ5以上は確実。しかも変速軌道のケースでは難易
度は更に上がる。秒速で考えると340mの5倍なので1.65Km程。
仮にミサイルの射程が500Km程度と見て弾着するまでの時間は約5
分。レーダーで探知し軌道計算しミサイルを発射するまでの時間等を
考えると?マークしか出てこない。しかも変速軌道型の場合は更に厳し
い。更に言えばこの仕組みは衛生コンステレーションが無ければ現実に
運用し難いもの。そこまで行けば確実に表題の金額では絶対に無理。
どうも米国は良からぬ事を考えている気がする。

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